KIDS CLASS BLOG ニュース 2021.05.05

【親御さんに拍手】子供のサポート必須事項【試合前後に必要なこと】


代表の山口です。

先日キッズクラスのRANKINGを発表しました。

青山道場と蔵前道場の両道場を合わせた
過去の試合に基づいたRANKINGです。

今回の記事では
親御さんたちへの
惜しみない称賛を送らせていただきたいと思います。

試合にかかわらず
よく親であれば持つ悩みに
以下のようなものがあります。

✅自分の子には向いていないのではないか?(心配)
→でも子供は好きだし。。

✅親のアドバイスどおりできなくて歯痒い
→とはいえ自主性を育てたい。。

✅試合(組手)に負けるのが心配
→かといって、自分の家の子さえよければいいというわけでもなく。。

✅試合の結果を受け止められない
→でも自分は何もできない。。

✅型とかだけでいい気もする
→護身術として役だたたせたいし、心を強くさせてあげれば十分。。

 

よくありますね。
私も二児の父親としてよく理解できます。

うちの道場は
対外試合とかには積極的ではありません。

(※ごく少数の有志の選手チームがあり
世界大会や全日本、東日本大会で優勝していますが、
あくまでも武道修行の一環として高い志があります)

空手道は、試合が価値観の
全てでも中心でもありません。

また子供の体は
激しいコンタクトには向いていません。

心身の安全を
配慮されながら

伸び伸びとした心で
空手という武道に親しんでほしいと思っています。

それ故に
年齢や体重だけに囚われず
お互いに良い勝負ができる
組み合わせを徹底してマッチメイクします。

内部のトーナメント大会に
ワンマッチの組み合わせが少なくないのもそのためです。

そうした中で
うちの道場は親御さんたちのサポートが
非常に温かく賢明で助かっています。

↓ 写真の下に記事が続きます!
◎「親御さんたちの努力と勇気づけ」に拍手👏👏👏


まず一番目。

✅自分の子には向いていないのではないか?(心配)
→でも子供は好きだし。。

これって
多くの親御さんが考えられることじゃないでしょうか?

でも思い直すんですよね。

子供が好きで頑張っていること。
応援してあげなくちゃと。

こうした親御さんのお気持ちにも
道場としてはしっかり寄り添わせていただいたいと考えています。

自分の心配を踏みとどまって
子供のやりたいことを
応援している親御さんに拍手👏👏👏です。

✅親のアドバイスどおりできなくて歯痒い
→とはいえ自主性を育てたい。。

全くの放任でないかぎり、
これも「あるある」です、定番です。

でもプレイヤーは子供です。
失敗してもやりたいプレーだってあるでしょうし

親や指導者に操られて
忠実に動くマシーンになっても仕方がない。

親のアドバイスは
あくまでもアドバイス

選んでやるかどうかは
子供の自由です。

親のいうとおりに
うまくできなくてもいいですよね。

子供は親自身ではないのです。

大切なのは信頼です。

温かくお子様を見守っておられる
親御さんたちに拍手👏👏👏です。

↓ 写真の下に記事が続きます!
◎「親御さんたちの努力と勇気づけ」に拍手👏👏👏

 

✅試合(組手)に負けるのが心配
→かといって、自分の家の子さえよければいいというわけでもなく。。

もちろん試合は勝てたら
本人も家族も嬉しいですね。

でも「負けたら可愛そう」ではありません。

まさか
親自身のエゴ見栄のために
お子さんの勝利が必要なわけでもないでしょうし

かといって
子供が負けたら不憫だというのも
逆を返せばどうでしょうか?

空手には
「勝っておごらず、負けてくさらず」
という素晴らしいことばがあります。

勝っても負けても
貴重で大切な経験の一つです。

その経験を頑張って
相手と共に「胸の貸し借り」をして
体を張って互いに分け合うのが勝負です。

その勝負の場にでること自体を
我が子を誇りに思って
”すごいね!”と手放しで
称賛してあげられる親御さんこそ

一緒にいて
心強い最強のサポーターです!

拍手何度でも!!!👏👏👏

 

✅試合の結果を受け止められない
→でも自分は何もできない。。

負けてしまった場合
これも無くはないですよね。。

お子様のみならず親御さんも
意気込んでいたのに負けてしまったり

僅差だったり
判定が微妙に思えたり。。

そんな時に
理性的に「何が大切なことか」を考え直して、
視点や観点も改めて捉え直していける

親御さんは
お子さんをまた新たに勇気づけることができます。

判定などについては
専門家の指導者に聞いてみるのがベストです。
すぐに根拠を説明してもらえることでしょう。

分厚いヘッドギアのシールド越しに
こすったような蹴りが当たっても
選手の頭が動いたりします。(特に擦り上げるもの)

ヘッドギアがなければ当たらない(頭もうごかない)蹴りは
主審は有効とはとらえません。

一番近くで見ている主審は
ここが一番よく見えることは確かです。

※ヘッドギアの写真も添付しておきます。
(写真添付しておきます。顔から10cmも離れています)

このタイプの防具ですと
鉄具で危険だったり、鉄格子状の隙間の大きいヘッドギアになり
万が一の危険に備えて採用を見送っています。
(地方の工場などにも防具のオーダーメイドを相談しにいったりしています)

それほどに安全には万全を期していますし
ジャッジにも細心の注意を払っています。

ジャッジや運営を
いつも心から信頼してくれ
敬意を払ってくれている
全ての親御さんたちに感謝と拍手です!🙏👏🙏

↓ 写真の下に記事が続きます!(最後です!)
◎「親御さんたちの努力と勇気づけ」に拍手👏👏👏

✅型とかだけでいい気もする
→護身術として役だたたせたいし、心を強くさせてあげれば十分。。

これもよく吐露される心境ですが、
そもそも護身術とはなんでしょうか?

もちろん空手は万能ではありません。
まして子供の体力や能力では
護身術としての成立要件が満たしにくいのも確かです。

また「型」だけでいい。
これも難しい表現ですね。

親御さんのこうしたご意見は
いったいどこから来ているのでしょうか?

私なりに「親心」として
理解できる部分もあるように思います。

しかし
武道の武道たる所以は
やはり武術・格闘術であり
そこに“自他共栄”の武徳の精神
育まれることにあります。

子供にとって
一番大切なことは

勇気を学ぶことです。

そして
芯のある優しさ
を身につけることです。

仲間に戦いを任せておいて
”自分の子は型でいい”というわけでもないでしょうし

それでいて
“空手やってます”
とうのもどこか調子の良いものになってしまうわけです。

加えて
型というのは
大変奥深いものです。

組手の練習、試合の経験もあってこそ
型の中にある知恵が
嘘偽りのないものになります。

決して腕っ節をつよくしたいとか
そんな荒っぽい意味合いで
親御様もお子様を通わせてくださっているわけではないと思います。

その中で
組手をしっかりと勉強させてくださっている
御父兄の皆様には

道場の教育方針に
信頼を置いてくださっていることと感謝申し上げます。

とはいえ演武会なども
今年は復活させたいと考えています。

その際にはしっかりと
型や護身術、武器術などの指導を盛り込ませていただくつもりです

まだまだ子供たちにとって
窮屈な忍耐を強いられる生活が続きますが

これからも
お子様の健全な成長の場を充実させるべく
指導運営に尽くしてまいります。

引き続き宜しくお願いいたします。

無拳流空手道青山道場
代表 山口雄史

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