KIDS CLASS BLOG ニュース 2021.07.06

無拳流空手道 演武交流会 “THE TANABATA” 〜高学年・中高生編〜

最後に小学中高学年・中学高校生の演武についてです。

4年生のアドバンスからのメンバーでしたが
やはりパフォーマンンスという点でも
素晴らしいものでした。

ただし、この日の演武でさえも
彼らにとっては

「しっかりと確立された過程(ドラマ)である」

という、そんな安定感があったのが
印象的でした。

色帯の子でいえば
修平くん、大輔くん、佳都ちゃん、慈佳ちゃん、毅くん、
そして
諒くん、英侍くん、耐雅くん。

多くの子が黒帯を見据えて
頑張っていますが

その黒帯の子たちも
依然こうした演武で頑張っています。

翔太くん、辰壱くん、寿美ちゃん、辰太郎くん
煌ちゃん、理紗子ちゃん、心温くん、颯介くん

こういった黒帯の壮々たる
男女のメンバーの存在が

黒帯を視野に入れた子たちに
励ましのエールを送ってくれるように思えます。

黒帯帯になっても
チャレンジを楽しんでくれている

そんなポジティブな
空手への愛好心がギュッと詰まった

そんな演武会になったのではないかと感じています。

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↓写真の下に記事が続きます!「不器用こそ最大の武器」

“空手がずっと続く子は
どういう子ですか?”

たまに聞かれることがあるのですが

正直にいうと

「不器用な子」が
圧倒的に多いように思います。

正しくは

「初めはなかなか上手になれなくても
 好きでずっと続けられる子」です。

これは環境面も含みますので
親御さんのサポートの姿勢も含みます。

思えば空手世界大会やK-1社会人の部で
中学生にして優勝した
佐藤翔太くんでさえ

小学校時代は
不器用の塊のような子でした。

なかなか人より秀でるものがなくても
坦々と「好きな空手」を
度々の挫折を味わいつつも

好きでずっと続けてきました。

“好き”
というのは
何にも勝るモチベーションです。

これを肯定してあげるのが
とても大切です。

そういった意味では

緑帯の修平くんが
とても楽しそうに演武会に参加して
初めてのヌンチャクも張り切っていたのが印象的でした。

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↓写真の下に記事が続きます!「百折不撓」

もう一人。
佳都ちゃんもとても楽しそうに感じました。

前回・前々回の試合の時に
一気にポテンシャルが開花した彼女ですが

このようになるまでには
本当に長い間、停滞しました。

本人もご家族も
たくさん立ち止まっておられたと思うのですが
こうやってブレイク・スルーする日が来ると
嬉しいものです。

「好きだから」

この言葉で踏みとどまって
先ずはマイペースで
こつこつと頑張り続ける。

そんな姿勢を
応援させてもらうのが
指導者の大きな役割の一つです。

そういった意味で
慈佳ちゃんや毅くん、大輔くん、諒くんも
同じです。

おとなしくて控えめな性格ながら
確実に努力を重ねて頑張っています。

慈佳ちゃんと諒くんの蹴りの型、
毅くんと大輔くんのヌンチャクの型

背景にある努力が
しっかりと滲み出ていて感動しました。

コンペチームの子たちには
かつての停滞期に

「百折不撓」
という言葉を送ったことがあります。

自分で選んだ
好きな世界

であれば
こうした言葉も
勇気づけとなるでしょう。

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↓写真の下に記事が続きます!「チャンスが人を変える」

またこうしたイベントを機会にして
才能を開花し始める子もいるように思います。

それが耐雅くんや英侍くんです。

二人とも
元々おとなしめの方でしたが

思春期になり
自身の世界観も大きく変わっていっているのだと思います。

成長したが故の
さらなる遠慮がちな雰囲気。

でも
演武の練習を重ねるに従って
奥に秘めていた情熱が

どんどん吹き出すように
上達していきました。

「もっと上手くなったらチャレンジしたい」

大人でもよく聞く言葉ですが
チャレンジが人を変えていく

でも実は

「チャレンジしたら上手くなった」

圧倒的にそちらのケースの方が多いのです。

おとなしい子たちが
どんどん自分の才能を開花していってくれる
この年代の子たちの成長が
とても眩しいです。

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↓写真の下に記事が続きます!「ジュニア・ユース世代へと進化中」

感慨深いのは
今キッズクラスを経て
確実にジュニア・ユースの年代になっても

より一層
武道を楽しんで深めていこうという
そういう子たちが増えていることです。

小学生でも
心温くんや颯介くんが
黒帯を取った後も
どんどん上達が止みません。

演武でも
二人の基本の技が
さらに冴え渡ってきていたのが印象的でした。

そしてやはり理紗子ちゃんも
基本がさらに進化している黒帯の一人です。

「目は心の窓」と言いますが
理紗子ちゃんの基本の時の
目がとてもいいです。

小さな頃から
鍛えてきた「空手の心」

それがしっかり宿る
良い眼差しが
たくさん増えたことに

“青山道場の歴史”を
感じる今日この頃でもあります。

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↓写真の下に記事が続きます!「短所が昇華していく道」

今回の演武で
煌(きら)ちゃんが見せてくれた

「跳び蹴りの型」が

とても素ばらしかったです。

小さな体で
幼少から6年生の今まで
ずっと頑張ってきました。

彼女の得意技は

“旋風脚” です。

ジャンプをしての回転回し蹴りは
小柄な彼女だからこそ

必要となった技術です。

そうした技が織り込まれた
「跳び蹴りの型」を

彼女なら想いをこめて
全うしてくれるだろうという

そうした期待がありましたが

それは見事に花開きました。

煌ちゃんが小柄で
たくさんの壁に当たってきたからこそ

この型が成功できた。

そう思っています。

彼女が昇華する場を
脇で固めてくれた

辰壱くんと
翔太くんにも

惜しみない拍手を送りたいと思います。

主役を立てつつ
疾風感と迫力を添える
良い脇役でした。

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↓写真の下に記事が続きます!「みんなの空手」

最後にやはり翔太くん、寿美ちゃん、辰太郎くん、
そして香林ちゃんについて触れたいと思います。

今回彼らは最も努力した生徒さんたちでも
あると思います。

辰太郎くんは
長引く怪我の前になかなか練習ができない中を

他の後輩の生徒さんのアシスタントを
快く引き受けつつ
最後の最後で間に合わせてきました。

翔太くんや辰壱くんも同様です。
コンペティションで全国1位を狙うための
ハードトレーニングを課しつつ

ボロボロに疲れ切った体でも
快くいろいろな生徒さんの型を
指導し続けてくれました。

そんな中を
新しい型を覚え、精度をあげることにも
貪欲になり頑張り続けていました。

また、寿美ちゃんに至っては
何度も何度もうまくいかず

悔し涙を流しては
諦めずにやり直したという

舞台裏があります。

「いったいどうして
そこまでやる必要があるのか」

それは彼らが
空手も道場も好きだからです。

彼らにとっての
聖域だからこそ

後輩の子たちにも
夢を与えてあげられるような

妥協のない型を演じたい

そういう使命を背負って

そして何よりも
自分で好きになったものに
真っ直ぐでいたいという想いが

そうしたストイックさに
繋がったのだと思います。

今回ご家庭の事情で
急遽お父さんの母国フランスに行くことになって
欠場した

香林ちゃんも同様です。

日本を離れる直前まで
何度も何度も
表演予定だったトンファーの型に打ち込んでいました。

その背中には
一人だけのものではない「みんなの空手」が
常に見えていました。

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↓写真の下に記事が続きます!「祈り」

最後に
今回2年ぶりに開催できた演武会でしたが

子供たちが
何度も何度も
型を打ち続ける姿に

「祈ることに似ている」

そのような不思議な感覚に
度々見舞われました。

こんな機会がなくたって
十分に元気に生きていける

確かに。

それでも
大切なものがある。

みんな
自分のためにだけでなく

誰かのために

願って
待ち望んで

生きている

改めてそう思えた
2021年の演武会でした。

明日は7月7日です。

全国でたくさんの願いが
星に届けられることでしょう。

一つでも多くの
こどもたちの願いが

きっと叶いますように。

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