KIDS CLASS BLOG ニュース 2021.10.31

大会後記②【NEVER GIVE UP TOURNAMENT II】

NEVER GIVE UP TOURNAMENT IIの中学年〜高学年の大会も
良いシーンがたくさんありました！

この年代は少し
お名前などを出させていただき
細かい描写をさせていただきたいと思っています。

この年齢の子たちは
“勝負論”のある年代です。

だからこそ
指導者も親も仲間同士でも
リスペクトがしっかりと伝わることが大切です。

そして一人一人のストーリー

この大会にエントリーして
マットの上に立つまでの物語があります。

それを踏まえてレポートしていきたいです。

多くの子が翌日のKATANA TOURNAMENTへ出場する中
エントリーした小学３年生。

尚也くんん、琳飛くん、大志くん。

お互いに
勝利や優勝から少し遠ざかっていましたが
諦めることなく
再挑戦という形です。

どのトーナメントにも
いえることなのですが

「全員に勝ってほしい」

子供たちの
大会への思い
空手への情熱を

彼らの日々の稽古姿勢から
熱く感じるたびに

そう思ってしまう指導者感情があります。

試合は思ったとおり
どの試合も拮抗して白熱した試合でした。

決着がつくたびに
ぐっと胸が熱くなりました。。

本当にみんながHEROだと思います。

これからも３人、そしてみんなで
力を合わせて切磋琢磨して行ってほしいです。

次のカテゴリも白熱した好試合が並びました。

久しぶりに大会に出る。

こうした背景のある子たちが揃ったトーナメントです。

このコロナ渦で
２年前とは大きく状況は変わりました。

そんな中
なかなか稽古に参加できなかったり
よって試合からも長らく足が遠ざかってしまった。

そうした子も多いのも事実です。

そんな中
勇気を出して

「久しぶりに頑張ってみたい」と
手を挙げてくれた子たち。

怜玖くんは
すごく足が上がって
コンビネーションが良かったですし

橙理くんも
どんどんパフォーマンスを
上げて行った姿が印象的です。

彩登くんは
本番で最近でベストなパフォーマンスを
見せてくれました。

クシュくんは
技の種類が多く
とても多彩なテクニックを発揮してくれました。

是非みんなには
また「再会」してほしいです。

個人の壁もあれば
社会情勢の壁もある昨今ですが

そんな苦境の中でも
共に未来を歩んで行っていける
仲間に出会える

この機会を大切にしてもらえたらと思います。

拓仁くんと璃久くん。

二人ともよくがんばりました！

勝敗こそ決着しましたが
こうした機会を共有してこそ

次のステージへと駒を進めていくことができます。

なぜ白帯は黒帯へと
変化していくのか

それは
たくさん転んでも転んでも

泥まみれになって
転んでも

当初真っ白だった帯を

その度に何度も

締め直して頑張る

その過程で
帯が黒くなっていくという意味があります。

二人が精一杯
胸の貸し借り、身体の貸し借りをしていた

その姿がとても印象に残っています！

次はお互いにベルトの色をかえ

もっともっと成長して
再会してもらえたらと思っています！

この部門は
観衆がピタッと動きをとめて

食い入るように
見つめ続け

呼吸をするのを
忘れるほど

ハイレベルで
緊張感のある試合が続きました。

選手のみんなお疲れさまでした！

椋太くんの
最後の最後まで勝負にかける
強い思いに
胸が熱くなりましたし

イノくんの素晴らしかったのは
試合で最後まで
相手にポイントを与えない集中力に加えて
試合後、閉会式などでも
誰よりも美しい正座をしていました。
素晴らしい姿勢です。

そして辰太郎くん
体格差を物ともせず
ありとあらゆる空手の技の数々で
観衆を魅了してくれました！
心技体全てを揃え
戦うリアルファイターカッコよかったです！

そして香林ちゃん！
この日二部門で優勝しましたが
とても感動しました！
この件については次の文面で書きたいと思います。

女子の部門では
大会前緊急的なドラマがありました。

葵衣ちゃんから
「学校の体育で肩を負傷した」という
メッセージがありました。

やり取りの中で
「それでも出たいです」という
明確な意思表示があり

大会前に道場に来て
怪我のコンディショニングをおこないました。

葵衣ちゃんは
夏が終わってから道場に４年ほどぶりに
復帰してくれた女の子です。

親御さんのお仕事の関係で
海外に引っ越ししていましたが、

大きく成長したあとでも
うちの道場に復帰したいという
熱意をもってくれて

そして合流後２ヶ月ほどでの
大会申し込み

大会でも美しい蹴りのコンビネーションを
放っていましたが

万全ではない中
一時はゲームをリードする大健闘でした。

本当によくがんばりました。

そしてこの日２冠のカリンちゃんです。

この子は
一時期外部の試合に出ていたのですが

内容がよくても
技が当たったようにみえても
ポイントをとってもらえず

負けて、負けて、負け続けました。

それでも。

空手が大好きで
ずっと頑張ってきました。

久しぶりの快挙
そして堂々の活躍に
胸が熱くなって
目頭も熱くなって
こらえきれませんでした。

“NEVER GIVE UP”

ありふれた言葉のようですが

こうして子供たちが
体現してくれることに

感動がとまりません。

転んでも転んでも
立ち上がって
明日に向かっていく

そんな子供たちを
これからも心から応援していきたいと思います。

みんな一人一人がカッコよかったです！

親御さんたちの
日頃からの温かいサポートにも
心から拍手です👏👏👏