昨日の昇段審査ですが、2名の黒帯が誕生しました。おめでとうございます!
一人は本間奈緒子さん。
現在小学3年生の娘さんと一緒に空手を愛好するママ空手家。
「一般的には母親は”我慢して生きていくのが当たり前”と思われがちだけど、私は好きな空手をしっかりやって、娘に頑張ってと言える母親でありたい。初心者で始めた空手でしたが、本当に楽しくて今日まで来ました」
審査会後のコメントです。
文章後の写真の中に、その母と娘をサポートされるやさしい旦那様との3ショットもあります。最高です。
またもう一人は佐藤翔太くん。
高校1年生にして、K-1やRISEといったキックボクシング の社会人アマチュアの全日本チャンピオン。
その肩書とはうらはらに、普段は謙虚で温厚な人柄。誰からも愛される門下生であり、幼年クラスのインストラクターも務めています。
審査会の直前にお母さんが重度のヘルニアで倒れて入院。
急遽インスタグラムを利用したライブ映像を送り、審査の様子を病院のベッドに横たわるお母さんに届けました。
「映像をありがとうございました。翔太が無事に試験を完遂した時には涙があふれました。明日の手術頑張ります」
お母さんからも審査会後にコメントが届きました。
審査会には多くの人のドラマがあります。
58齢にして茶帯にチャレンジする男性。(40代後半、50代のチャンレンジャーが多いです)
小学校時代にはとれなかった黒帯を、社会人クラスでなんとかとろうと茶帯取得に燃える高校受験を控える女の子。
ずっとチャレンジをしないまま時を過ごしていたOLさん。
キッズクラスに通うお子さんたちを勇気付けたくて、空手をはじめたご夫婦。
翔太くんと同じくK-1で全国制覇を成し遂げたけど、空手の巧妙な技術が好きで好きでハマりつづ受ける中学生。
審査会後の打ち上げでは
「モチベーション高まりました。社会人になって”できなくて悔しい”って本気で思えるものには出会えないんですよね」
周囲の称賛には首を縦に振らずに、もっともっとうまくなりたいと打ち明けてくれる女性たちも。
「この年で空手始めましたが、こんなにも楽しいんだと分かりました。それまでは仕事終わると飲んでばかりいました。空手を始めてからのハマりように妻も驚いてます」
こう教えてくれる40代後半の男性も、他の男性とわいわいと”空手談義”に盛り上がっていました。
人生の時間を何に使っていきますか。
お金で買える範囲の満足にうもれて自分のチャレンジを失うことは、何のドラマもない人生を自ら作り出しているのと一緒です。
冒頭の昇段をしたママ空手家も、高校生のアスリートチャンピオンも、OLさんも新人サラリーマンの方も社長さんも、門下の人はきっと今日もまた次のチャレンジを妄想していることでしょう。
そういう人たちが繋がって、それぞれのチャレンジを応援する。
最高の雰囲気です。
今年もあと一週間となりましたが、道場ライフ楽しんでいきましょう。
↓以下写真続きます!
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