KIDS CLASS BLOG ニュース 2021.12.20

【成長率300%】2021幼年クラス審査会


週末は道場の全てのクラスで「昇級昇段審査」が行われていました。

社会人クラスや少年アドバンスクラスでは、「黒帯の誕生」がありますので、ニュースとしては”ヘッドライン”になりやすいです。
しかし黒帯になるどんな人も白帯からのスタート。
それが武道であり、また子供においては多くの子が幼年期からのスタートです。

幼児クラスについていうと
リップサービス抜きで、今年の成長率は300%です。本当によく頑張りました。
親御さんたちのサポート、努力のおかげでもあります。

※写真の下に文章続きます。


うちの幼年クラスはよく誤解をうけます。
“ただの遊び”なのではないかと。

語弊を恐れずにいうと
とことん遊んでもらいたいと思っています。

子供の知恵は
無理につめこまれるべきものではなく
自ら進んで好奇心をもって吸収されるべきものです。

ですから”遊び心”から入れるメニューばかりです。

とはいえ”面白いこと”をやれると
同時にもう一つ大切なことを学んでいく準備ができます。

※写真の下に文章続きます。

それは「家族以外の人間関係」の意識の芽生えです。

楽しいことをやるのであれば整列をする、順番を守る、押し除け合うことは許されません。
ルールが必要になるのです。

この年代は「人の身になって考える」という感覚はまだ十分に育っていません。
「もし自分がそうされたらどうなの?」

こうした問いかけは、ピンと来ないのです。
なぜかというと、子供の意識は”自分は自分”なのです。
ただし、「もしもお母さんがお友達にそういうことされたらどうかな?」
この問いかけはピンと来ます。

こういう年齢上の性質があるために
幼児が自分が主体となっているドラマの中で、
習い事のコミュニティをどう感じていけるか。

やはり安心で面白くなければ、子供はそれを学ぶことはきません。

※写真の下に文章続きます。

この道場には
いろいろな国籍の子たちが通ってくれています。

故に旧来の日本の詰め込み式のような”しつけ”はタブーです。

それでもきちんとみんなディシプリン(規律)を覚えていきます。

それを覚える過程では
一つの特徴的な”きっかけ”があります。

インストラクターたちの作業のお手伝いを、自らの好奇心でし始める。

この意欲が芽生えだすと、
子供たちは急速に成長し始めるのです。

今年の上半期の幼児クラスは
なるべく自由奔放に遊びきれるようなメニューを用意しました。

空手の練習でも
複数の子供たち VS 指導員ということで
とにもかくにも追いかっけっこを楽しむような内容でした。

しかし11月頃から様子はがらっと変わりました。

きちんと子供たち同士が整列して挨拶をして
思いやりをもって、子供同士で練習をして
しっかりと握手をする
じっと同じ場所で素振りを繰り返せる

こんな状況が生まれて
御父兄の皆様からも「すごいですね!みんな頑張れていますね!」
こういう驚きの感想をいただけるようになりました。

※写真の下に文章続きます。

子供にはとにかく楽しく道場に通ってもらいつつ
「是は是 非は非」という一貫した姿勢を真心でつたえるように尽力しています。

子供以上に指導者が楽しむ、面白いことをしよう、そしてカッコいいことをしようと本心で思って言動に表していれば、その姿勢は絶対に通じます。いや、通じるというか、自然に必然的に伝播していくのです。

それにしても今年の幼児クラスは
本当に本当に素晴らしい成長でした。

たくさん道場を空手を好きになった子供たち、そして親御さんたちのサポートに拍手です!

そしていつも指導を一緒にしてくれている佐藤先生、そして脇を固めてくれている林辰壱くん、辰太郎くん、山口サスケくんにも、感謝感謝です。

※以下に何枚かの写真があります。是非ご覧ください。

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