ADULTS CLASS BLOG ニュース 2022.07.06

59歳の黒帯チャレンジ(会員さんインタビュー)

先月、59歳にして念願の黒帯を手にした会員さんが誕生しました。
名前は小林正己さん。

以下のインタビューは、長年編集畑を歩いてきた当道場の永井仁高編集長(三段・54歳)が祝福を兼ねて記事にしてくださいました。
(永井編集長、ありがとうございます!)

他にも4名の昇段者へのインタビューもしてくれていますが、記事のトップバッターは小林さんからとなります!

■特別インタビュー「黒帯への道」

◎小林正巳さん

――入門の経緯をお聞かせください

3年前、56歳の夏でしたね。仕事をやめてしばらく旅行など楽しんでいたのですが、健康管理しないとな、と思っていた頃、通りすがりで道場の前を通って「オシャレな道場だなー。私のイメージの空手道場と違うなー」と思い、調べて体験に来たのです。

 

――他流派でのご経験おありでしたよね?

20歳の頃、某流派で2年ほど、K-1ブームの90年代にまた他の流派で3年ほどです。MUGENをネットで調べると元は同じ系統の空手ということで「ご縁かなあ」と思って入門しました。

 

――3年で黒帯までこられて、週何度も稽古出られているしすごいですね。

いえ、最初は健康管理のつもりでしたから昇段や昇級は関心なくて…。そしたら歳が同じで先輩の遠藤さんに「1回くらいは昇級受けないとダメです」と(冗談で)諭されまして。それで受けてみるとあの独特の緊張感にハマりました。それからは、先生からチャンスをいただくたびに受ける!というモードに変わりました。

――MUGEN-KARATEで感じることは何でしょう?

最初は稽古着を着るだけでうれしかったです。帯をするとシャンとするというか。そしてMUGENの道場は雰囲気が殺伐としていない、いつでもウェルカム感のある感じです。同世代の仲間がいることは大きいですが、少年から若者、みんなが励ましあう雰囲気があります。楽しいけれどピリッとした武道の緊張感もあります。

(インタビューは写真の下に続きます)

――週3回だともう生活の一部ですよね?

私はいいタイミングで、いい道場に入門できたと思います。もう人を押しのけて強くなる、という気持ちはないですが、自分自身として強くなる、という目標に応えていただける。どころかさまざまなケアまでしていただいて、通い続けられる環境づくりをしていただいて、とにかく稽古に出られることに感謝、です。

――黒帯への挑戦はいかがでしたか?

昨年12月で茶帯合格から半年でしたが、先生から打診いただいたときは「認めていただいた」という嬉しさでもう二つ返事でした。もう精いっぱい臨むしかないと。ただ、やっぱり焦りはありましたね。その中でも稽古していくうちに、上手にやろうとしないで、今の自分にできること全部やる、という心境になりました。

――かつて学ばれた空手との違いを感じられたことは?MUGEN自体の体系変化の時期でもありましたが

確かに30年前は、足を引きずって帰ってこそ稽古したな、という感じでした。でもMUGENでは怪我無く、無理ない稽古で確かな技術的向上が得られると思います。特に新ルールは怪我無くよいですね。稽古続けるには家族の応援が必要だと思いますが、今は特に「がんばってきてね」と送り出してもらえますし。

丁寧な技術的追求ができるのは、一人一人がリスペクトし合う、相手を尊重する道場簿気風があってこそ、ルールが機能するのだと思います。

テイクダウンもみな、研究するようにゆっくり怪我しない、させないように稽古してます。ボクシングも、キックボクシングも山口先生が習得された技術を、安全に体系立てて教えていただける。多彩な領域のあるこの道場でこれからも技を向上させていきたいと思います。

――これからの目標は?

私は、この道場で生きる証、居場所を作っていただけた。古い言葉ですが恩義があると思っています。今の道場の、稽古に行くのが楽しくてウキウキする雰囲気。同じ道を歩む仲間となって、楽しい中に緊張感もって技術を向上させることができる場。これから入門される方にも、そのことを感じてもらえる、伝えられる先輩になれたらと思います。

(山口代表からのメッセージが写真の下に続きます)

【山口雄史代表からのメッセージ】

◎小林正巳さんへ

小林さんの「恩義」という言葉に感動しました。道場に対する、人に対する根源的な思いを「恩義」と表現してくださったこと、まさにMUGENの黒帯だと感じます。

道場はいろいろな人が集まる場です。さまざまな関わり方があっていいし、時代の流れの中で変化するものもあります。でも、小林さんや私の中にある”絆“への思い、それがある道場は、いつの時代も人のより所になると思います。

最近、かつての少年部だったユース世代が道場に戻ってきてくれています。令和の若者である彼らが、今、痛切に求めているのは「信じたい場所」なのではないかと感じるのです。道場は裏切らない、道場を信じたい。その心根には変わらない熱いものがあるのだと思います。そんな道場を生み出し、継承していく力の源泉は、小林さんのような「人と人をつなぐ」思いにほかなりません。

インタビュー記事を読んで、小林さんは、一時期停止も検討した昼クラスの継続の時のことを、覚えていてくださっているのだとわかりました。あの時、小林さんの思いに応え、昼クラスを継続して、また人と人のご縁が生まれました。

「技」とは強さのみで成り立つもではありません。人が魅かれる「技」の中には、そうした「思い」が流れている。今の若い世代にも、人としての根を張っていく、小林さんのような「技」を見習っていってほしいと思います。

この度はおめでとうございます!

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