KIDS CLASS BLOG ニュース 2022.08.31

2022年キッズ夏季審査会ふりかえり(昇段審査会)

先日8/28(日)は昇段審査会が行われました。
今回は6人の受験者がいたのですが、みんなとても素晴らしかったです!

そして「家族の絆」もたくさん垣間見えた、とても感動的なシーンの連続でした。

下記、受験者一人一人の昇段について振り返っていきたいと思いますが、昇段審査は家族とのストーリーともいえます。

家族が共に力を合わせてくれてこそ、はじめて成し得ることです。

親が”こどもの世界”での自立を促しつつ、それをよく理解して支え続けてこそ、こどもはようやく黒帯まで到達できます。

毎回の昇段審査でもお伝えしていますが、これまでお子様を支え続けて来られた親御さんたちにも心から祝福を贈らせていただきたいと思います。

おめでとうございます!


○外岡英侍(とのおかえいじ)くん

“同期”の仲間より、大幅な遅れをとりながらの昇段です。
それでも諦めず、何度も何度も蹴球試験を見送りながら、大好きな空手を続けてきました。
組手試験の10人目には一般クラス会員でもあるお父様を迎えて、感動的なラストシーンでした。

ここまで来るには、本当に紆余曲折がありました。
辞めるタイミングはいくらでもあったかもしれません。
しかし全てを乗り越えて黒帯へと辿り着きました。

ひとえにご家族の皆様のこれまでの励まし、勇気づけがあってこそ。
親も共に悩み、考え、軸を見つめ直して、頑張ってきました。

英侍くんも大きな達成感を感じているそうです。

英侍くん、ご家族の皆さん、おめでとうございます!

○栗林修平(くりばやし しゅうへい)くん

修平くんは同年代の子たちよりも遅く空手を始めました。

しかし持ち前の明るさで、どんどん仲間の輪を広げていきました。
決して前に立つタイプではありませんが、誰からも好かれる優しさがあり、小さな子たちにも慕われています。

また、合宿や遠足、セミナーなどにも率先して参加し、後から始めたという不利な状況をどんどん打開していったことが大きかったです。
その根底には「楽しみ愛好する」という基本姿勢が、しっかりと養われていたこと、それから試合に負けても決して卑下しない、フェアな感覚があることも、彼の実力向上を大いに助けました。これらはきっとご家庭で育まれてきた性質だと思います。

事実、親御さんは常にポジティブに息子さんを見守って応援されて来られました。
試験ではやさしい修平くんが精一杯の頑張りを重ねて涙が溢れていましたが、周囲の応援者の目頭がアツくなりました。

修平くん、ご家族の皆さん、おめでとうございます!


○林由真(はやし ゆうま)くん

審査会後のお父様の「感動してしまって、、、すみません、、、何も言えません、、」胸がいっぱいのご様子に、こちらも胸打たれてしまいました。。
お母様の「試合に何年も勝てないことが続いたこともありましたが、、」という言葉もありましたが、練習後に道場の外でお母さんと一緒に「ふりかえり」をしている由真くんに遭遇したこともありました。

“何故うまくいかなかったのか”
それを毎回丁寧に見直してきたのだと思います。
ある段階から、試合で勝てるようになり、大会優勝もできるようになりました。

どんな子も順風満帆ではありませんが、そこに親が寄り添ってあげることで、好きなものを好きいえる自信が生まれることは大きいです。

由真くんが幼児で入会してくれた時、お父様はこうおっしゃっていました。

「空手を強くなるとか、うまくなるとかより、心の部分で成長してほしいんです。色々なこと人生でありますが、それでもへこたれないで突き進んでいってほしいなと」

由真くん、ご家族の皆さん、おめでとうございます!

山口毅(やまぐちつよし)くん

「今だから言えますが、去年はスランプで(空手を)どうするか悩んでいた時期がありました」
こちらは審査会後のお父さんの弁です。

空手に限らず、どんな世界でも、親なら誰でも「子供に壁を乗り越えさせる経験をさせること」を必要だと思い、時にドラマチックに思い描くと思いますが、現実にはそんなに簡単ではありません。

しかしそれを”無理にしなくてもいい”、”向いていない”と取り下げてしまうことをせず、それでいて決して無理をさせるのではなく、しっかりと立ち向かえるように「添え木」となった親御さんの愛情に頭が下がる思いです。

お父さんもこの道17 年のベテランですが、最後に共に組手をしている時、お父さんもともとても嬉しそうでした。

お母様の愛情いっぱいに見つめておれた姿が印象的です。

毅くん、よくやったね!お父さんと同じ黒帯、楽しみにしていてください!


ユー凛恩(ゆー りおん)くん

(本当に強く逞しくなったなぁ。。)と、彼が審査を頑張る姿を見てとても感動しました。
3歳からはじめた空手、初めはのんびりマイペースに空手に通ってきてくれていました。

練習や試合で上手くいかないことがあっても、その度に努力を重ねて、徐々に徐々に上手く強くなって勝つこともできるようになっていきました。

凛恩くんの良きところは、自分を打ち負かしたライバルと良き仲間となって、それを機会によりいっそう胸の貸し借り、身体の貸し借りを気持ちよくしあえることです。

引きこもるのではなく前に出る。暗く閉ざすのではなく、明るく開いていく。
お母さんも家では凛恩くんと一緒にトレーニングをされたそうですし、お父様もいつもベストを尽くしてきた息子さんを温かく包んでおられます。

急かさず好きでいることに向かい合うこと。

そうした後ろ盾があって成長してきた凛恩くんの審査内容も、とても素晴らしいものでした。

これからももっともっと素晴らしい黒帯になっていくことと思います。

凛恩くん、ご家族の皆様、おめでとうございます!


山口覚守慧(やまぐち さすけ)君

4月の合格を辞退して、8月に再びチャレンジしましたが、とても素晴らしかったです。
空手スタイルもバージョンアップし、最後の最後まで途切れず色々な技を繰り出していました。

以前の審査では「守りに入ってしまった」ということでしたが、今回は審査前にも「緊張は一切なく、全て出せるよう思い切りやるだけ」という心境を手に入れたようです。

4ヶ月前とは明らかに違う成長をして、審査会に再び臨めた経験は、彼にとって大きな励みになったのではないかと思います。

彼はこの記事の筆者である代表山口の息子でもあるのですが、彼は先輩や仲間に恵まれてきたことが大きな成長要因だったと思っています。

「自他共栄」「お互い様(フェアであること)」「発想と努力」

この精神を道場だけでなく、家庭でも逐次言われて育っていますが、まだまだこれからです。

彼の審査会後のコメントにあったように「これからももっと理想を追いかけて、他の人のサポートもできるようにしながら」頑張っていってほしいと思います。

覚守慧くん、そしていつも彼を支えてくれている母・麻以先生、おめでとうございます。

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