――入会の経緯、これまでの歩みを教えてください
メキシコでも空手をやっておりましたので、日本に引っ越した時に空手の稽古をさらに進めたくて空手道場を探しました。
青山道場が仕事場に近く、社会人向けクラスで体験レッスンをすることに決めました。
体験レッスンがとても楽しく、面白かったですので、すぐに入会させていただきました。
入会からは毎週道場に通い、コロナが流行した時以外、あまり休みませんでしたね。
審査会については、山口先生から審査受けませんか、というお話をいただく度に受験しましたが、当初は、スパーリングに慣れず、自信がない部分もありました。
しかし、稽古の中で徐々に組手の技を身につけることができ、自信もついてきて、稽古も審査も積極的にできるようになりました。
無拳流の道場の雰囲気がとても好きなんですよね。
それで継続できたと思います。
先生、門下生の皆さんが優しく、そして適度で良い運動強度の中で、色々な技術学ぶことができます。
皆さん、本当にありがとうございます。
現在もできる限り道場に通っていますが、無拳流は、メキシコでやっていた流派と違い、学べることがいっぱいあると感じています。
――今回の受験の感想をお聞かせください。
山口先生に受験を提案された時は、正直10人組手がかなり不安で、テイクダウン(体術)も自信が余りなかったので、緊張感がものすごくありました。しかし、やはり、自分自身が成長したいのなら、チャレンジした方が良いと思いました。
稽古の中で、山口先生からの様々な教え、それに佐藤翔太先生や林辰壱(はやし たついち)さんもテイクダウンに関して、たくさんの助言をしてくれました。
それを学びながら、徐々に自信がだんだんとついてきました。
それに、先輩の黒帯の方がの昇段審査会にも参加させていただいたことが大きな学びになりました。
実際の審査会ですが、素直な感想は「とても楽しかった」です。
もちろん緊張し、体力、知力ともに大変に使って疲れましたが。
課題としては、テイクダウン(体術)が思ったより上手く行きませんでしたね。
でも、色んな方々と組手を重ねることができて、面白かったです。
山口先生、審査会に協力いただいた皆さん、得難い経験を本当にありがとうございました。
――これからの無拳流への期待や抱負をお聞かせください。
入会した時は、スパーリングが苦手だなと思ってしまいました。
でも、毎回皆さんと優しく練習したり、いっぱい教えていただいたりして、とても楽しくなりました。本当に感謝しています。
ルールの変化も良いことだったと思います。寸止めという前提でありながら、頭部を含めて視野に入れた技の応酬があるので、前より幅広い技を練習できます。
護身術の観点からも、とても価値があると感じています。
また、直接打撃制のフルコンタクトより安全性が高い印象もありますね。
まだまだ学ぶことがいっぱいありますが、特にテイクダウンを練習しないといけないと思います。
これからの毎回の稽古を楽しみにしています。
――道場の皆さんへのメッセージを
日本に来てから、ほぼ4年間一緒に練習していただき、本当に感謝しています。
同じ道場でも、人により色々なスタイルと技が生まれてきますので、皆さんと練習するのが、いつも楽しいです。
若い世代の皆さんはすごいです。年齢にかかわらず、一緒に練習すると、いつも大変勉強になります。
最近、山口先生が仰っていましたが、武道というのは、ただの運動やスポーツではなく、生き方だと。
これは、門下生皆さんにとっても大事なことだと思いますが、特に若い世代の皆さん、心に留めておいてください。
人生にはチャレンジがいっぱいあると思いますので、空手と同じく、苦労や失敗があっても、立ち直り、前に進むかありません。
この言葉を胸に頑張ってください。
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