昨日DRAGON TOURNAMENT 2022 DAY1が無事に終了しました。
小学5年生以上の子たちが集まり、5/29(日)のGRAND TOURNAMENTへの進出を狙いました。
今回病欠も多かったのですが、白熱した試合と心温まる光景が多く見られました。
先ずは結果をお伝えして、その後に総評をさせていただきたいと思います。
林辰太郎
栗林修平
佐藤翔太、デファイ香林、上田憲人、久拓仁、里見佳都、山口覚守慧
入賞された皆さん、おめでとうございます!
(写真の下に総評を書いています!)
◯総評
同じ道場内での試合にもかかわらず、とても盛り上がった白熱した試合が繰り広げられました。
今回の高学年クラスの大会で目立ったことは2つあります。
一つは「ユース・ルール」の可能性。
もう一つは「ドラマ交流」としての重要性です。
ユースルールは
顔面(寸止め)有り、中段以上のキック(難易度に応じて得点が変わる)ポイント方式です。
ローキックやヒザ蹴り、肘打ちなど、危険な技は排除しています。
安全性を確保しつつも、この年代におけるスピードや巧緻性、戦術が大いに試されるルールとしていますが、昨日の試合でも非常にエキサイティングかつ、一進一退のポイントを争う白熱した試合が続きました。
今後も大いにモチベーションもテクニックも上がっていくことでしょう。
5月の試合がとても楽しみです!
(↓文章写真の下に続きます)
もう一つのドラマ交流の必要性です。
昨日も数々のお子さんたちのドラマが垣間見えました。
何度も何度も大会に出ては負け続け、それでも諦めなかった子の初優勝。
それを受けた子は、いろいろなハンデを克服して全大会で初出場・初勝利をあげた男の子でしたが、彼もまた前回よりも格段にスキルをあげてての試合でした。
勝敗を超えた「身体の貸し借り」「認め合い」がある、非常に心の熱くなる試合でした。
金曜アドバンスクラスでお互いを励まし合う仲間同士の、勝敗を潔く争う姿はとても素晴らしかったです。
また、ユース決勝の「堤颯介くん× 中村心温くん」は延長2回の白熱した試合。
こちらも旧友同士の”絶対に優勝したい”気持ちがぶつかり合う、一進一退の目が離せない試合となりました。
もう一つのユース決勝。「林辰太郎くん× デファイ香林ちゃん」は、技術的にも非常に高度でありながら、互いにライバルとして実力を認め合う仲。今 軍配は辰太郎くんに上がりましたが、まだまだこの勝負は終わりそうにありません。
(↓文章以下に続きます)
無拳流空手道の方針として、”誰もが主役を勝ち取れる”
そうしたトーナメント組みに強く拘っています。
空手をとおして何を身につけていくのか。
これはとても大切な命題です。
ご存知のとおり当道場には
K-1やRiseといったキックボクシングのメジャー大会で
優勝を重ねるコンペティションチームの子たちが少数います。
しかしながら道場内での大会では
一貫して「最強者決定戦」ではなく「交流」をメインにおいています。
100人の子が集まれば、100の物語がある。
その子の胸の中に、ご家庭に、たくさんの背景があるのです。
それぞれの子たちのチャレンジやストーリーを発見し、互いに尊ぶことができる。
こうした感受性や価値観を大会をとおして養ってもらいたいと思っています。
(↓以下文章続きます)
次は5月29日(日)のGRAND DRAGON 大会です。
他支部の入賞者たちも集まる大会となります。
ここでもMUGENらしく
互いを励ませる最高の機会を創出できたらと思っています。
そして今回試験的におこなったストリーミング配信ですが
こちらは次回プロ技術者を入れて可能な限り質を高めた配信にチャレンジしていく予定です。
また新たな感動のシーンが生まれることを期待しています。
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